塗装のいろいろ
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外壁塗料の仕上げ剤として使用される塗料にはそれぞれ特徴があります。
塗替え時には、塗料の特徴や耐久性、外壁や屋根の塗替え前の塗膜の状態、塗料の種類をしっかりと把握し、
旧塗膜を考慮したうえで塗替え時の下地剤(下塗り剤・シーラー)や、上塗り剤を選定する必要があります。
塗装の特徴や違い
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など塗料の特徴
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など塗料には主原料になる樹脂によって、特徴や耐久性が違います。
それぞれの違いや特徴を簡単にご説明します。
塗料の種類 | 耐久年数 | 防水性 | 防汚性 | 適用下地 |
---|---|---|---|---|
アクリル | 3~5年以上 | コンクリート セメントモルタル ALCパネル パソコン部材 スレート板 |
||
ウレタン | 5~8年以上 | |||
シリコン | 10~15年以上 | |||
フッ素樹脂 | 10~15年以上 |
油性・水性・弾性塗料の特徴
塗料には樹脂の種類以外にも、油性・水性・弾性の違いがあります。それぞれの特徴を簡単にまとめました。
油性 |
|
---|---|
水性 |
|
弾性 |
|
おすすめの塗料は?
水性セラミックシリコン弾性塗料:セラミクリーン
弾性セラミックシリコン系樹脂を主な構成成分とし、弾性機能を持ちながら汚れにくい塗膜を実現した高耐久・低汚染型の単層弾性塗料です。
防カビ・防藻性など高機能塗料で、新築塗装や塗替えに最適です。
水性セラミックシリコン塗料:水性セラミシリコン
環境に優しく、耐久性の高いセラミックシリコン樹脂塗料。
超耐久性コーティング材として最も注目されているシリコン系樹脂にセラミック成分を複合化したセラミックシリコン樹脂をバインダーとしています。
今までの水性塗料に比べ、耐久性・低汚染性に優れていて、住宅の壁を長期間美しく保てます。
水性フッ素塗料:水性セラタイト
セラミック複合技術により、親水性・低帯電性・高い架橋密度になり超低汚染を実現できる塗装膜。
フッ素樹脂の採用による、酸やアルカリなどへの抵抗性があるため、厳しい自然環境化でも卓越した耐候性を発揮します。
光触媒塗料について
最近、何かと話題の光触媒。光触媒の塗料やコート剤は、光を当てることで活性化し、雨により外壁の汚れを洗い流すセルフクリーニングや帯電防止効果があります。
また工場の排煙や、車の排気ガスなどに含まれる「NOx(窒素酸化物)」などの有害物質を分解する働きや、暑い日差しを遮り、室内温度上昇を抑えるパラソル作用もあります。
つまり、光触媒は高機能な塗材なんです。
ハイドロテクトカラーコート:ECO500/ECO700
ジャパン ハイドロテクト コーティングスの光触媒水性塗料。
塗膜は微弾性タイプで、塗り重ね・テクスチャ・平滑などのいろいろな仕上げができます。
また、色の組み合わせも可能で、マット調でやさしく上品な質感に仕上がります。
打放しコンクリート用のクリアコートもあります。
愛知万博「愛・地球賞」を受賞するなど、とても注目されている塗料です。